木曽の歌~鳥居峠 われわれは木の根・岩角をつたいながら、 今では人も通わない中山道の廃道を 息を切り、汗を垂らして登っていった。 下ではこるりの、上ではめぼその囀りが 深山の昼のしじまに響いていた。 峠に近く幾百年を経た橡(とち)の原始林があっ…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。