繭(まゆ)の中もつめたき秋の夜あらむ (木下夕爾(ゆうじ)) 晩秋の季節感が、しみじみ伝わってきます。秋惜しむの感があります。 昔、ある人から贈られた句。もう逝ってしまった。
とまるべき宿をば月にあくがれてあすの道行く夜はの旅人 ー京極為兼 「玉葉集」巻八 旅歌 何日もかかる旅の道のり。今夜の宿はそこにあるが、月光を浴びて 明るい道を楽しく歩いてみたくなり、歩き続けることにした。車も 道端の照明もない時代、こんな旅の…
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