2013-10-15 好きな歌(夜旅) とまるべき宿をば月にあくがれてあすの道行く夜はの旅人 ー京極為兼 「玉葉集」巻八 旅歌 何日もかかる旅の道のり。今夜の宿はそこにあるが、月光を浴びて 明るい道を楽しく歩いてみたくなり、歩き続けることにした。車も 道端の照明もない時代、こんな旅の楽しみ方もあったのだ。秋の月夜 を愛でる、なんと優雅なことか。