好きな詩~八十八夜~田中冬二 詩集『青い夜道』より つめたい秋から冬を 紙袋の中でかさかさと すごして来た種よ 八十八夜が来て 君らが野良へ下りると もう暗い夜道のひとりあるきも さびしいことはなく 何となくにぎやかで 君らのはなしごえでもきこえそ…
好きな詩~わたしが一番きれいだった時~茨木のり子 わたしが一番きれいだったとき街々はがらがら崩れていってとんでもないところから青空なんかが見えたりしたわたしが一番きれいだったときまわりの人達がたくさん死んだ工場で 海で 名もない島でわたしはお…
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