ゆらぎの詩歌日記

好きな詩や歌、俳句などについて語ります

晩節の時惜しめとや花の冷

      (浜崎浜子 日経俳壇4月14日 黒田杏子選)

 


 医師として長い人生を歩んでこられた作者。ことのほかきびしい花冷に
 身をおいて、晩節という日本語を噛みしめている。時惜しめとや、この中七
 に現在の心境がこめられている。

 

 

 

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