2013-04-21 好きな歌~高野公彦「天平の水煙」より ”日本の懐かしい言葉を意識しながら歌を詠んだ”、とは著者の言。好きな歌で溢れている。 若かりし日の歌仲間多く去りてアポトーシスのごとき寂しさ 花冷えの冷酒飲みて芳香を掠めたるあと熱燗で酔ふ 注)前書きに、「冷や酒は、15度Cで「涼冷」、10度で「花冷え」 5度cで「雪冷え」と呼ぶ、とある。 写真は、アオダモの花。